ムスリム旅行インデックス2021発表

マスターカードとハラール・フレンドリー旅行の格付け会社CrescentRatingが行った調査「MasterCard-CrescentRating Global Muslim Travel Index (GMTI) 2021」において、マレーシアが11年連続で「ムスリムフレンドリーな旅行先」トップに選ばれた。

 

調査は140か国(世界のムスリム旅行者の渡航先の95%)を対象にしたもので、トップから順にマレーシア、トルコ、サウジアラビア、インドネシア、UAEがランクインしている。また、非ムスリム部門(*)ではシンガポール、台湾、英国、タイ、香港、南アに次いで日本が7位(全体で35位)の順であった。

 

マレーシアが1位に選ばれた結果についてシュクリ観光大臣は、ムスリム人口が多い環境のほか、観光省傘下でムスリム旅行のための情報発信やB2B支援を行うIslamic Tourism Centre (ITC) の貢献度にも言及した。ITCのウェブサイトには、ムスリムフレンドリーな旅行会社やホテル、飲食店のリストなど、ムスリム旅行者が必要とする情報をまとめて発信しており、日本で受け入れる側にとってのヒントにもなるので関心がある方は参照してみてください。

 

公式サイトリンク:クレセントレーティング:https://www.crescentrating.com
イスラミック・ツーリズム・センター:https://itc.gov.my